秋の味覚第3弾「アケビ」

Posted at 09/10/15

秋の味覚第3弾は「アケビ」。
このアケビも最近すっかり口にできなくなってきた食材です。
今回は、たまたま知人からいただいたものです。
秋の味覚第3弾「あけび」

子どものころは、しょっちゅう山に入りきのこやアケビ、柿、イチジクなどを採っていたのですが、最近は山に入ることも少なくなっています。
それに加え、以前はいなかった「猿」も出没、熊に野鳥にと、山の実りが少ないだけに、アケビなどの果実は動物たちにとっても、格好の餌となります。

こんな大きさで、綺麗な状態でとることができるのは、本当に珍しいこと。
美味しくいただきました。

美味しい秋の味覚アケビ

アケビの皮を開くと、白い身が美味しそうです。もっと熟してくると、自然にアケビの皮が開き、この白い身も透明になってきて、中の黒い種がはっきり見えるようになります。
この状態でも十分美味しいのですが、熟して透明になってきたものは、自然の甘さがより強く出て、木の上で食べるアケビは、本当に美味しかった記憶があります。

当地では、苦いアケビの皮を食べる習慣がなかったように記憶していますが、今では油いためや味噌和えなど、あえて苦さを楽しむような料理も食されています。

残念ながら、このアケビもうちの子どもたちには馴染まないようで、見た目と食感、それに口に含んでいるうちに広がる、種の周りの苦味がだめな理由だとか。

人工的に作り出したり、抽出したりしたものではなく、自然界に存在している状態での甘さや苦味などを、若いうちに感じておいたほうがいいと思うのですが・・。
人間の持つ味覚に関する機能の、退化が起こらなければいいのだけれど、と余計な心配をしてしまいます。
それと同時に、裏山でいつまでアケビなどの自然の恵みが、受け取れるのかもまた心配です。

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