いつもの日々

Posted at 10/01/01

テレビ、ラジオなどのメディアが、大晦日から夜通しで、2010年のスタートを話題に、新年を迎えためでたさを伝える番組を流している。

意味のない笑いと話題で、延々とチャンネルを占拠されるのには毎年閉口するが、これも平和の証拠かと諦め半分で、鶏舎に向かう。

鶏舎の中では、人間社会の浮かれた時間と同じ時間とは思えない、全くいつもの日々の営みがあり、大晦日だ元旦だと言っている自らに対して、自戒の波が押し寄せてくる。

一生涯が短い鶏たちにとっては、人間の時間とは比較にならないほど早く過ぎている時間。その時間のほとんどを人間のためとは思っていないだろうが、結果として人間のために卵を産み続けることに費やしている。

鶏たちに浮いた気持ちで接してしまいそうだった自分を、本来の自分に呼び戻してくれたような気がするのは、凛とした冬の空気のせいだけではないだろう。

鶏たちにとって、自分たちにとって、一番大切なことは何だろう、そんなことを考えさせられた365分の1日。スタートとしては上出来か。


数年来ご贔屓にしていただいているお客様から、「年越しそば」にと長野安曇野産のそばをいただいた。
大晦日に、ざるそばでご馳走になった。中途半端な薬味は不要。久しぶりに「美味しい」とおもったそばを食べた気がする。
2010年への思いもこの美味しさで前向きに。ご馳走様でした。

シンプルに食しいつもの日々を前向きにできそうなそば

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