冬の風物詩その1

Posted at 09/11/30

当地区の冬の風物詩といえば、軒先の塩引鮭。
今年も我が家も含め、隣近所あちあらこちあらで見ることができる風景です。

冬の風物詩軒先の塩引鮭

この鮭が干されてくると、いよいよ冬間近、という気になります。
この地域で水揚げされた鮭に、吹き抜ける寒風。この地の風土が、冬には欠かせない美味しい食材を作るです。

旧村上市内では、鮭の腹を切る場合、切腹をイメージさせるので、真ん中を残して内臓を取り出し、干していくのですが、当地では、完全に切り離して干し上げます。

干す場合も、吊るすときには当地では頭が上。(旧村上市では尻尾が上。)
それぞれこだわりがあって、味も家庭によって違ってきます。

この塩引鮭にする鮭は、基本的には「オス」。メスは「イクラ」がメインで、身はクチャクチャする感じ(例えが悪くてごめんなさい)。食感は断然オスが美味しいです。

我が家の鮭は、食べごろまではもう少し乾燥が必要なので、切り身と実際の焼いたものは、次回以降のブログでご紹介します。

不漁だった昨年に比べれば、今シーズンの鮭は獲れているほうだとか。ただ、鮭漁の定置網にエチゼンクラゲも入ってしまうと、それに刺されてしまい、商品価値が半減するほか、網も被害を受けるため、地元の漁師さんたちの心配は尽きないようです。

今年の冬も、美味しい鮭を食べることができるのは、この地の風土があってこそ。
寒い冬なればこその食材を、子供たちと一緒に味わえる幸せに感謝です。

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